会社説明会では「ここでしか聞けない話」をしよう!成功に導くために準備すべきこと

2019/02/25

採用活動における会社説明会の重要性は、人事担当者ならずとも理解しているはずです。しかし、実際に運営してみると、「思うような成果を得られない」、「いまひとつ手応えがない」と感じている企業は多いようです。会社本位の説明会を開催しても就活生には響きません。今回は、応募先としての誘引力を最大限に引き出す「会社説明会の在り方」について解説していきます。

会社説明会の目的

方向性を決めずに漠然と会社説明会を開催しても、希望する人材が殺到してくれるわけがありません。語り上手な人間がことば巧みに会社説明を行っても、「いまどきの就活生には響かない」と考えるのが基本です。会社説明会の最終目的は「優秀な人材を採用すること」にありますが、そのためには会社説明会により「どのような効果が得られるのか」を考えなければなりません。昔ながらの会社本位の考え方をしていては、せっかく開催した会社説明会も成果なく終わってしまいます。

現代の若者の思考はとても実利的です。会社説明会は、会社を語り尽くす場であってはなりません。サイトや会社案内でわかるような内容を話しても、就活生は時間を失ったと感じるだけです。では、就活生は何を期待して、会社説明会に参加するのでしょうか? 就活生が会社説明会で知りたがっている内容としては、以下のようなものが挙げられます。

疑問解決・不安の払しょく

入社するメリット

将来性への担保

この会社に入って本当に自分が活かせるのか、将来的に生活が保障され、さらに能力が広げられるのか、といった疑問に対する答えを提示できれば、学生は会社説明会に参加したことに価値を感じることができます。希望する学生に応募してもらうためのルートをつくり、さらに口コミ効果を上げることも期待できる。それが会社説明会に求められる役割です。

会社説明会を成功させるには

会社説明会を成功させるためには、以下のような点に留意しながら構成を考える必要があります。

具体的な成功のビジョンをもつ

来訪する側(学生)の視点に立った説明

起承転結とストーリー性

求める人物像を明確化する

「この会社で働きたい」を引き出すための工夫

「何をもって成功とするのか」を前もって設定しておくことで、会社説明会があやふやな結果に終わるのを回避できます。例えば、参加者から集計したアンケート結果、配布したQRコードへのアクセス数など、できるだけ可視化しやすい明確な基準を設けます。

会社に関する説明は、聞く側に立った視点で作成し、ストーリー性を加味して、求める人物像が伝わるような話の流れにしていきます。

さらに、過去に開催した説明会のマイナス点について分析し、なぜ応募に至らなかったのかを十分に追求しておく必要もあります。経営トップの話が長く、現場の声を聞けなかったのが敗因かもしれません。あるいは、表面上の説明に終始し、具体的なイメージを持ってもらえなかった可能性も考えられます。

ネガティブな要素への対策とともに、就活生と年齢の近い社員を進行役に起用するなど、「この会社で働いてみたい」という気持ちを引き出すためのきめ細やかな工夫が、説明会を成功させるカギとなります。

事前に準備しておくべきこと

説明会の事前準備は、シミュレーションを基に可能な限り入念に行っておく必要があります。具体的な検討項目は以下のとおりです。

進行役(司会)の割り振りとトップの登場の仕方

プレゼンターとプレゼン内容の精査

タイムスケジュールとスムーズに進めるための注意点を共有

来場人数の予測

会場レイアウト、グループ分けの基準

図表を使ったわかりやすい配布資料

アンケートの設計

QRコードの活用の検討

プレゼン用の動画

プレゼンテーションの内容は、会社目線ではなく聞き手の興味に基づいて、「話したいこと」から「聞きたいこと」にスタンスを変えることが重要です。就活生本位のプレゼン内容にできれば、適当と思われる説明者の割り当ても自動的に決まっていくはずです。

会社説明会の効果測定にはアンケートが大きな役割を果たします。よって、十分に検討を重ねながら質問を設計しなければなりません。このとき、項目が多すぎたり、複雑になりすぎたりして、参加者をうんざりさせないように注意する必要があります。

また、見落としがちなのが「会場へのアクセス」や「会場内の設備」です。これらも重要なポイントになるので、来場者の視線で利便性を確認しておきましょう。

プレゼン動画の再視聴やコメントの投稿が行えるQRコードを配布するなど、ツールを活用した工夫も会社説明会の意義を高めてくれます。

まとめ:就活生が会社説明会に求めるものを熟考すれば効果的な運営が見える

会社の偉い人が登壇し、長々と会社について説明しても、いまどきの目の肥えた就活生に魅力は伝えられません。説明会は大勢の応募候補に対して一度にアピールできる、企業としての最大の見せ場です。これを千載一遇のチャンスとするためには、綿密な戦略が必要となります。他社と差別化を図るカギは、「いかに相手の求めるものを理解できるか」にあります。会社説明会の真の役割を把握していれば、おのずと方向性は見えてくるはずです。

 

参考:

説明会で「会社を説明」していませんか?|採用成功ナビ

会社説明会に向け準備すべきこと一覧・徹底解説|BizHint

採用率が格段に上がる新卒向け会社説明会のレシピ|エッサム神田ホール

説明会で話す現場社員が知っておくべきこと|採用成功ナビ

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